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初心者がseesaaブログ(独自ドメインなし)からWordPressに移行するまで(その2)サーバレンタルに挑戦

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サーバレンタルについて

前回、独自ドメインの取得まで行いました。
サイト(一軒家)の立ち上げには、独自ドメイン(住所)と土地(サーバ)が必要ということで、今回はサーバレンタルの申し込みの仕方を案内します。

案内なんて、偉そうなことを書くようですが、要は私が恐る恐るやったことを説明するだけです。
一軒家を建てる土地を「購入」ではなく「借りる」というのも変な話ですが、実際自分でサーバを構成して運用なんてしようと思ったら、莫大な費用がかかりますので、この場合は借りることになります。

独自ドメイン取得後、サーバについてあちこちのサイトを検索して、評判や価格を調べました。
結果、私が最終候補に考えたのは以下のふたつのサーバです。

ロリポップ!

エックスサーバー

どちらのサーバも運営年数が長く、実績があります。
しかも、両者ともWordPressを使用しやすい設計となっています。

ネット上で調べてみると、エックスサーバーの評判が良かったです。
スピード、セキュリティ、サポートと文句なしの内容だとか。

それに対し、ロリポップは過去にセキュリティの問題でサイトが改ざんされたことや、アクセスの増大で負荷がかかりすぎて、サーバがダウンしたようなことがあるそうです。

そこで、私もエックスサーバーに決定しようかと考えたのですが……すんでのところで考え直し、最終的にロリポップを選択しました。
理由は値段と、自分は初心者じゃないか……と今更ながら気づいたからです。

一番標準的なプラン、エックスサーバでいうと「X10」プラン、ロリポップでは「スタンダードプラン」を比較してみました。
エックスサーバは初期費用3000円+月1000円の利用料がかかります。

それに対し、ロリポップは初期費用1500円+月500円と半額です。
初めてのレンタルサーバ、中身もよくわかっていないのに、初期投資に1年で15000円もかけるのは怖いなと思いました。

ロリポップは確かに過去にはいろいろあったようですが、それによってセキュリティを始めとする設備に投資がされたようで、今はまったく問題ないとのことです。
スピードも昔に比べるとかなり速くなったということです。

老舗サーバなので利用者も多く、マニュアルの類も充実しています。
使ってみてからわかったことですが、操作も簡単に感じました。
ムームードメインと同じ運営会社なので、ムームードメインでドメイン取得された方なら、連携も楽かと思います。

<2019.9.3追記>
ロリポップサーバーに「ハイスピードプラン」というものが新設されました。
サーバにSSDを採用し、容量は200GB、月額1000円+税とのことです。
ハイスピードプランの詳細はこちら

2020.08.05追記

ロリポップはリニューアルを行い、性能とプラン料金の見直しがされました。
全プランにSSDを採用して高速化。
ハイスピードプランでも月額料金500円となったそうです。

サーバについては、好みの問題だと思いますので、ここはじっくりと考えてみてください。
ちなみに両サーバとも10日間無料体験ができますし、使ってみてから判断されてもいいと思います。
もちろん1年ほど使ってみてから、更新時にサイト(ブログ)を移設することも可能です。

現在、私はロリポップサーバを利用していますが、特別不自由さを感じてはいません。
私はeo光の100Mプランの回線を使用していて、11acの形式で飛ばされるwifiでノートパソコンを使ってこのブログを作成しています。
ですが、検索を初め、動作などで遅さを感じることは特にありません。

なお、両サーバともひんぱんにキャンペーン期間があり、初回事務手数料が無料になるなどお得なときがあります。
こまめにチェックされることをおすすめします。
とにかく、私はロリポップサーバを選択しましたので、以降はロリポップの申し込み、設定を前提に説明します。

ロリポップサーバの申込


ロリポップのサイトを見ると、画像の通り4つのプランがあります(2019年9月以降、ハイスピードプランが追加)。

よく見ていただきたいのですが「エコノミー」プランは「WordPress使用不可」と書かれていますので、これは論外です。

「エンタープライズ」プランについても、企業向けで値段が高額であるため、ここでは除外します。

となると、あとは「ライト」か「スタンダード」プランになるわけですが、上記画像には書かれていませんが、料金一覧ページを見ると、データベース欄のところに「MySQL5」と表示されているのがおわかりでしょうか?

「ライト」だと「1」、「スタンダード」だと「30」と書かれていますね。
これは、WordPressをインストールできるデータベースの数を表しています。

厳密に言えば、ひとつのSQL(データベース)に複数のWordPressをインストールするのも可能なようですが安定感がないらしく、ひとつのSQL(データベース)にひとつのWordPressというのが奨励されているようです。

絶対にひとつのサイトしか運営しないと決めておられるなら「ライト」プランでもいいのかもしれません。
ですが、慣れて来たらもう少しサイトを増やそうという考えがあるなら「スタンダード」がよろしいかと思います。

WordPressの高速利用も「スタンダード」以上でないとできません。
コストパフォーマンスを考えても、「スタンダード」が一番かと思い、私は「スタンダード」を選択しました。

プランが決まれば、まず「10日間無料お試し」というボタンを押して、次の画面へと進みます。
すると下記のような「アカウント名」「パスワード」「メールアドレス」を入力する画面が出てきます。

それぞれ、好きな文字列と数字で作成してください。

なお、ロリポップのドメインという部分は、一旦、好みのドメインを選んでおけば結構です。
その下に「※独自ドメインをご利用の場合は、お申込み完了後にユーザー専用ページにて設定できます。」と書かれています。
前回、取得した独自ドメインはあとで設定することになります。

※最終的に、このロリポップアカウント(ドメイン)か独自ドメインかのどちらかで、今後ログインをする形になります。
すべて入力すると、次はSMS認証の画面が出ますので携帯番号を入力してください。
SMSでメッセージが届きますので、そのコード番号を入力してください。

そのあと個人情報の入力に入ります。
「サーバ移行ですか?」という質問がありますが、初めての使用なので、この場合は「いいえ」を選択します。

契約を自動更新にするかなど、有料オプションの選択はお好みです。
あとから設定することもできます。

規約に同意するなどすれば、入力したメールアドレスに重要情報が書かれたメールが届きます。
※重要なメールなので、消さないように注意してください。
これでサーバが使用可能となります。

ロリポップサーバへのログインと支払設定

以下はロリポップのログイン画面です。

ロリポップアカウント(ドメイン)か、独自ドメインでログインできるようになっています。
独自ドメインの設定はあとでするので、今は先程作成したロリポップアカウントでログインしてください。

今は10日間の無料期間のままなので、念のため支払設定の案内をしておきます。
なお、10日経つ前に支払いをしても損することはありません。

まずはロリポップアカウントでログインしてください。

ユーザー専用ページが表示されるので「サーバ契約・お支払い」を選択します。
そのあとの画面で「お支払い」というボタンがあるので、「お支払方法」を選択して決済方法を選択してください。

ドメイン取得のときと同様、クレジット決済がおすすめです。
必要事項を入力して実行してください。

ちなみに「クレジットカード設定」のところで、クレジットカード情報を登録しておくこともできます。
登録しておくと、次回更新時からクレジット情報の入力を省くことができます。
これで、契約終了です。
おつかれさまでした。

次回はサーバへ独自ドメインの設定などをしていきます。

初心者がseesaaブログ(独自ドメインなし)からWordPressに移行するまで(その3)サーバに独自ドメインを設定
独自ドメインの設定 前回、レンタルサーバを借りるところまで説明しました。 今回はそこに独自ドメインを設定して行こうと思います。 家の基礎を作るようなものです。 まず、ロリポップサーバにログインしてください。 現時点ではロリポップドメインのア...

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