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【初心者向け】Wi-Fi中継機を取り付けてみました。快適になりました。

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我が家では1階にルーターを置き、Wi-Fiを使用しています。
eo光から月100円で借りているルーターです。
大して広くない家なので、ほとんどのところに電波が届くのですが、唯一、2階寝室の私の枕元あたりだけ電波が不安定でした。
スマホ(iPhone)で動画を見ている途中にWi-Fiが途切れて4G回線になり、あせったことが何度もあります。
身体の位置を変えれば、再びつながることもあるのですが、正直イライラしていたので、このたびWi-Fi中継機を購入し、電波を安定させることにしました。
備忘録を兼ねて、記事にしておきます。
電波の不安定さを嘆いている方のお役に立てれば幸いです。

Wi-Fi中継機とは?

Wi-Fiは壁や他の電子機器などに干渉を受け、電波が不安定になることがあります。
ですが、もうひとつルーターを取り付けるのは費用がかかり現実的ではありません。
そこで、ルーターと目的の場所との間に小型の装置を取り付け、電波が飛ぶ距離を伸ばすことができます。
そのための装置が一般的に中継機と呼ばれています。

購入した中継機

中継機自体は多種多様な商品が発売されています。
値段もピンキリです。
私が今回購入したのは以下の機種です。


大型家電量販店で3,000円以内で購入できました。
購入理由は安かったというのもありますが、小型でコンセントに直接挿せるタイプという理由もあります。
Wi-Fi箱裏
箱の裏書きです。
写真のとおり、コンセントに直接挿せます。
また、他社製のルーターともつながります。

見てのとおり小型でもあります。

この機種は最新のWi-Fi6には対応していません。
そのぶん安かったのだと思われますが、うちではiPhoneSE2以外にWi-Fi6に対応しているものがありません。
ルーターとノートパソコンは11acまでの対応です。
なので、私はこの機種を選びましたが、Wi-Fi6対応のルーターをお持ちの方は違う機種を購入されることをおすすめします。

接続設定開始

まずは親機(1階にあるルーター)の近くで作業をします。
中継機をコンセントに差し込みます。

wifi初期ランプ

1分ほど経つと一番上のランプが緑に、2番目がオレンジに光ります。
続いて、中継機右上の丸いボタン(WPSボタン)を2秒以上押します。
すると、上から4番目のランプが点滅を始めます。
この間に親機の方のWPSボタン(メーカーによってはAOSSボタンと呼ぶ)を押します。
押す時間はメーカーによって違いますが、親機のランプがなんらかの反応をすれば間違いないようです。
この間、2分間ほど中継機が設定を行いますので、少し待ちます。

WiFi設定後

最終的に上の画面のようにランプが点滅すれば成功です。
ここまでできたら、コンセントから中継機を抜きます。

続いて設置をします。

設置場所は家の構造にもよると思いますが、我が家の場合は、階段を上がったところにあるコンセントに挿すと決めていたので、そこに設置しました。
ちなみに上から二番目のランプが親機との接続状況を表していて、緑色に点灯していたら、電波良好ということらしいです。
緑色でも点滅していると、親機との電波状況があまりよろしくないとか。
我が家の場合は、緑色に点灯していましたので、問題ありませんでした。

ひとつ問題が起こりました。

本来、この機種は親機と同じ無線設定(SSIDや暗号キー)で動作するため、パソコン側やスマホ側の設定変更をする必要がありません。
しかし、我が家の場合はここで問題が起こりました。
元々、部屋まで電波が届いていなかったわけではないので、中継機とスマホがつながろうとせず、親機とスマホがつながったままになっていたのです。
この場合は一工夫が必要です。

アプリをダウンロード

箱裏の写真に専用アプリがあると書いてあったので、アプリをダウンロードすることにしました。
アプリにより、接続状況が確認できるようになっています。
説明書に描かれているQRコードからAppStoreに移動し、専用アプリ(StationRader)をダウンロードしました。

WiFiアプリ画面1

画面を表示してみると一目瞭然。
親機と中継機はつながっていますが、子機(この場合はスマホ)が接続されていません。
マニュアルを見ると「子機を中継機に無線接続されていません」と表示されている場合、「一度、スマホのWi-Fi設定をON・OFFを切り替えて再接続してください」と書かれていました。
なので、何度か繰り返したのですが、やはり親機の電波を拾ってしまい駄目でした。

作戦変更・SSID設定をします。

マニュアルによると「改善しない場合は別紙の補足情報を見て、スマホを中継機用SSIDに設定してください」と書いてありました。
ここで一瞬、混乱しました。
箱の中に名刺くらいの大きさの「中継機用SSID」が表示されたカードは入っているのですが、別紙というものがありません。
実は別紙というのは、BUFFALOの公式サイトにあるオンラインマニュアルでした。

WEX-733DHPS : 取扱説明書 | バッファロー

補足情報をネット上で参照すると、スマホの設定画面を開き、Wi-Fi設定のところを見ろということでした。
そこでスマホのWi-Fi設定を確認しましたら、この中継機のものと思われるWi-Fiの名称がふたつ出来ていました。
ふたつできているのは、2.4Ghzと5Ghzとふたつの電波に対応しているからです。
念のため、それぞれの電波の違いを記しておくと……

2.4Ghz・・・遠くまで電波が飛ぶが、他の家電にも使われているので干渉を受けやすい。
5Ghz・・・電波は遠くまで飛ばないが、利用されている家電が少なく、干渉を受けにくい。

理論上、速度は5Ghzの方が速くなります。
それとこの機種で一番スピードの出る11acの回線は5Ghzでしか使えません。
どちらを使うかは、それぞれの状況によりますが、うちの場合は中継機の位置から寝室が近いので5Ghzを中心に使うことにしました。
とはいえ、2.4Ghzの方も使えるように設定はしておきましたが……
スマホの設定画面にそれぞれの回線の名称が出ていますので、箱に添付されていた名刺大のカードに書かれている暗号化キーを入力しました。

無事接続できました。

最終的にこのような形で接続されました。
中継機と子機(スマホ)がちゃんと5Ghzで接続され、結構スピードも出ています。
理論上、433Mbpsまで出るようです。
これにより、寝室での電波状況が一気に解決しました。
動画を見ても途切れることや、突然4G回線になってあせることがなくなりました。
1階にあるレコーダーに録画してある番組をスマホで見ても、今までだと途中で止まったりして、イライラしていたのですが、それもなくなりました。
機種にもよりますが、それほど高額ではない装置なので、同じようなことで困っている方は購入を検討されてはいかがでしょうか?
快適なスマホライフが送れますよ。

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