パーティション管理について
私は以前、HDDドライブをSSDに換装し、以後、使用しているのですが、ひとつ気になっていることがありました。
それはSSDドライブを分割していなかったことです。
昔からPCを使っていた人は、ディスクドライブがCドライブとDドライブに分割されていた記憶があるかと思います。
「パーティション管理」とも呼ばれるものです。
ドライブを分割して、データの置き場を変えることにはメリットがあります。
例えばCドライブに入れたシステムが壊れて、再インストールをすることがあるかもしれません。
ですが、そのときDドライブに入っていたデータは無事ですから、すべて最初からやり直さなくてもいいというわけです。
そこで、パーティション管理ができるフリーソフトはないかと探してみました。
いろいろ検索して使えそうだなと思ったのが、以下に紹介する「MiniTool Patition Wizard」というパーティション管理ソフトです。
有名サイトのVectorで部門賞を取っている優秀なソフトであるようです。
まずはダウンロード
下記のサイトから、無料版をダウンロードして、インストールしてください。
※2022年現在の最新バージョンは12.6です。
この記事は以前のバージョンで書いたものを一部最新情報に改訂しています。
そのため、一部は前のバージョンの画面を使用しています。
ただし、操作方法や画面そのものに大きな違いはないです。
無料版と有料版の主な違いは以下のとおり。
今回はパーティション分割をしたいだけなので、無料版をダウンロードしました。
インストール方法は一般的な方法でできるので省略します。
ソフトを起動・パーティション実行まで
ソフトを起動してみたら、このような画面が出ました。
私のSSDドライブの状況を表しているようです。
Cドライブをクリックすると、画面左に「パーティション移動/サイズ変更」という表示が出たので、ここをクリック。
するとこのような小窓が出てきます。
矢印のマークをスライドすることで、分割できる領域が変わって行きます。
Cドライブにどれだけの領域が必要かは諸説あるようですが、私はとりあえず、ほぼ均等に分割しようと考えました。
「OK」ボタンをクリックしたあとの画面です。
右の画面には「未割り当て」のドライブが、左の画面には「保留中の動作」という表示がされています。「適用」ボタンをクリックするまで実行されません。
「適用」ボタンをクリックするとこのような警告が。
従いましょう。
このあと「はい」を押したところ、ドライブCが使用中であるため、PCを再起動するよう指示が出ました。
従うと、いきなり昔のコマンドプロンプト画面みたいなものが出て、あせりましたが、パーティションの割り当てをしてくれていたようで、3分ほどで処理が終わりました。
再起動が終わり、立ち上げ直すと、見てのとおり、新しい領域が出来ています。
新規作成で、新たにできた領域に割当を行います。
「適用」をクリックすると、処理が始まります。
ご覧のようにEドライブが新たにできました。
エクスプローラーで見てもこのとおり。
これで、PCのデータ保存のバリエーションが増えました。
このソフトを使ってみた感想
手軽で、簡単だった、というのが第一印象です。
操作も直感的にできました。
処理もスピーディでした。
私が行ったのはドライブの分割だけですが、高機能なソフトだなと思いました。
無料版でもドライブ分割以外に以下のようなことができるようです。
有料版(プロ・プラチナ版)だと最大で以下のような機能まで使えるようです。
まずは無料版を試されて手応えを感じたら、必要な機能があるバージョンを購入されてはいかがでしょう。
私は当初の目的だったSSDの分割を果たせたので大変満足しました。
ディスク管理をするのに大変便利なソフトだと思います。
冒頭で記しましたが、最新バージョンは12.6です。
以下の機能が強化されています。
ディスク管理に便利なソフト「MiniTool Patition Wizard」のダウンロードは以下からどうぞ。
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